| 今回の土曜スコープは、静岡で新しいメークのスタイルを作り出そうとしているあるメークアーティストを追いました。 |
メークアップアーティストの徳差敦子さんです。
向かった先は、静岡市の新静岡センター内のブティックです。
ここで、徳差さんは、メークボックスを広げ出しました。
顧客の皆さんにメークをして、きれいになってもらうという試みです。 |
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今年のトレンドを取り入れたメークをお客さんに提案します。お客さんは、いつもと違う自分を発見し、満足した様子です。 |
徳差さんは、静岡市にあるメークアップとカラーコーディネートのスクール「エコール・ドゥ・クラージュ」の学院長を務めています。スクールがこのような出張サービスを始めたのには、訳があります。
生徒数が減ったという問題も抱えていますが、メークアーティストが活躍する場を増やしていこうという狙いがあります。
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「メークアップについては、免許制ではなく、キャリアを積んでいかなくてはいけない。
しかし、キャリアを積むには、静岡では難しい」と徳差さんは話します。 |
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また、スクールの代表取締役である、徳差和則さんも、
「学んだ後をどうするかが課題となっている。メークには、女性の関心・需要が大変高いので、勉強した人たちの活躍する場を、自分達で創造していかなくてはならない。」
と問題点を指摘します。
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そのヒントは東京にありました。
こちらは、いま注目を集めているメークスタジオ、「15min biew’s(フィフティーン ミニッツ ビューズ)」です。
ここのキーワードは「15分」!
プロのメーキャップアーティストがわずか15分で希望のメークを完成させます。
ここなら新色を使ったトレンドのメークが体験できます。
1998年12月に1号店がオープンしてから、現在は首都圏を中心に5店舗に成長しました。 |
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こちらは、世界の女優も愛用するイタリアの化粧品ブランド「マディーナ」です。
ビューズは独占契約を結んでいるため、日本で手に入るのはここだけです。また、自社製作の化粧水や美容ジェルも 重要なアイテムです。
短い時間でお肌を整えるスグレモノ!
ニーズにあったオリジナル商品を積極的に使うことで、メークスタジオのイメージを強力なものにしています。 |
徳差さんは、
「プロのメークアップ・アーティストにメークをしてもらい人はたくさんいるはずで、そこにお金が動いても然るべき。そういうような場所を作りたい。」
と、静岡で新しいことを仕掛けたいと考えているようです。 |
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時代が要求するメイクアップ・アーティストを育てているスクールに、なぜ人が集まらないのか…その理由を徳差さんは、「静岡でもきちんと勉強はできる。何が足りないかというと、イメージという部分と、勉強した先ではないか。」
と分析します。 |
メークスクールのイメージアップのため、フリースタイリストのボンジョルノ三浦に相談をしました。
ボンジョルノ三浦は、海外研修を始めることを提案しました。彼のコネクションを活用して、早速、ミラノのヘアメークスクール「チェントロ・スティル・モダ」と接触を図りました。 |
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モードの中心で完成を磨き、自信を持って活躍する。
そのための道筋を作りたい…。
ミラノでの海外研修を実現させるため、3月上旬、2回目の交渉に臨みました。「チェントロ・スティル・モダ」には、
イタリアのテレビ・映画など、ショービジネスの世界で活躍するアーティストが沢山いて、流行の最先端を行くスクールとして、国内外から注目されています。
1ヶ月あまりで交渉は成立し、異例のスピード契約です。
ミラノとの関係ができて、スクールのイメージアップにつながると徳差さんは期待しています。 |
スクールの充実と共に、その先のことも考え、実績を作らなくてはいけません。
静岡市にあるブライダルの衣裳を専門に扱う「PUR (ピュール)」ここで、クラージュのスタッフは、花嫁になる人に、カラーやメイクのアドバイスをしています。
お店の人は、「同じ『白いドレス』といっても、ピンクがかったものや、黄色っぽいものまであるなど、衣裳はバラエティに富んできつつある。その中で、きれいなお嫁さんを作り出していきたいし、一歩二歩先を行く、新しい発信の基地として、バックアップをして欲しい」と話します。 |
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クラージュでは、海外研修のほかに、もうひとつ新たな企画を進めています。
東京の「15min biew’s」をヒントにしたもので、「メークアップバー」です。ポイントメークから、フルメークまで
気軽に体験できるのがウリです。服を買いに来たついでメークを、メークしに来たついでに服を見る。
そんな相乗効果を狙っています。 |
そして、その場所は、店舗内のわずかなスペースに、設置させてもらうというもの。これなら家賃が要りません。
1対1で、お客さんと接するため、アーティストにとっても良い刺激になります。 |
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徳差さんは、
「このメークアップバーは受け入れられると思う。まず、地元静岡でこのスタイルを確立して、そして全国へと広げていきたい」と話します。
スクールのイメージアップのために立ち上げた海外研修と、アーティストの活躍の場を広げる「メークアップバー」。この春、新しいビジネスがスタートしました。 |