ShizuokaOnline.com HOME
静岡新聞
静岡新聞 shizushin.com SBS1404.com アットエス SBS学苑 静岡健康管理センター グループ会社
SBS TV - www.digisbs.com



毎週土曜日 18:00〜18:30

澤木久雄キャスター
誕生日 10月21日
血液型 A型
出身地 浜松市
中澤志月キャスター
誕生日 10月1日
血液型 A型
出身地 埼玉県






番組の内容

8月16日(土) 「し烈!ドラッグストア戦争第二弾・磐田」

今週はドラッグストア戦争第二弾。今やドラッグストアで薬以外の商品を扱うのは当たり前になった。 食料品もパンから冷凍品、ラーメン、調味料まで殆どスーパーと変わらない品揃えだ。一方、この秋から 酒屋さんの自由化が始まる。ここでもスーパーやピザ屋など他の業界からの参入が十分予想される。 となれば、マグネット効果というやつで、どの店もお客さんに一度に多くの商品を買ってもらう工夫をしてくるに違いない。 もはやドラッグストアに限らず、どの業態であれ集客アップの戦略構築に一生懸命といってよい。 そんな中、磐田に進出したあるドラッグストアのオープンに焦点を絞った。ご覧頂きたい。



8月9日、静岡県内では最大規模、売り場面積1,000坪の巨大ドラッグストアが磐田市にオープンしました。

これまで、薬や化粧品の販売を主体とするドラッグストアは、500坪以内というのが、業界の常識だったそうです。

今回のオープンは、これを打ち破る挑戦なのです。出店を決めたのは、横浜に本社があるクリエイト エス・ディーです。

静岡県内では、14番目の店となります。

今回、この出店に関して、業界の将来を占うある実験的な試みがありました。 それは売り場の構成です。

売り場にあるのは3万種類の商品。
家庭用品から、食料品、雑貨まで、多種多様にあります。
ドラッグストアであるのに、薬や、化粧品は、わずかに2割ぐらいのスペースしかありません。

思い切って値下げした食品などに誘われた客がどれだけ、本業である薬や化粧品を購入するのか見極め、売上の主体をこれまで通り、薬やドラッグにしたいという考えがあるのです。
この企業のように、県外企業のドラッグストアが増えてきている中で、県内地元のチェーン店も負けていません。

こちらは高田薬局です。1週間に1回は、用事がなくても来たい店に。

店内には、いたるところに健康へのアドバイスが示されています。 思わず商品を買いたくなる提案をしています。

県内を中心に96店舗。 地域に密着した店作りを目指します。
8月9日、静岡県内では最大規模、 売り場面積1,000坪の巨大ドラッグストアが 磐田市にオープン。

この日は台風10号の影響で、朝から強いと雨と風が。
しかし、風雨は強まる一方。
店内はガラガラ。開店日とは思えません。

店員は、外へ飛び出し、客を呼び込みはじめました。
クリエイト エス・ディーは、食料品の安さに絶対の自信を持っています。 砂糖・しょうゆ・マヨネーズなどの必需品は、「特価」ではなく、毎日がバーゲン価格といいます。

本部がある神奈川県内では、チラシ広告を出していません。 なぜなら、広告を出さなくとも消費者に「安さ」のイメージが定着しているからというのです。

しかし、静岡では、知名度という点で、まだまだ定着はしていないようです。
一方の高田薬局は、チラシに重点を置いた戦略を立てています。

毎週木曜日に出されるチラシは、なんと87万部になるそうです。 これは県内の世帯数の7割にあたります。
季節を半月から1ヶ月先取りした内容がポイントとのこと。

チラシは安売りを知らせるだけでなく、 「健康への提案をする情報誌」と位置付けます。
さて、オープン初日が終わりました。

台風で客足が遅れましたが、しかし、店員の街頭で旗を振るなど、懸命の呼び込みが効果を発揮し、午後になると、多くの人達が訪れました。

しかし、目標としていた500万円には届かず、ほろ苦い船出となりました。

   【澤木キャスター今週の総括】
ドラッグストア第二弾となった。しかし薬もそうだけど、どの小売業も規模拡大でスケールメリットを狙って来るという感じだ。 中小や零細のパパママストアはどんどん淘汰される運命にある。これも出店自由化の流れではあるが、大規模店同士の競争も行われるからどこも大変だ。一体そこそこの儲けで安定している店などあるのだろうか。安売りだって行き着くところは薄利、汗水流して働いても儲け少なしということになる。どうも勝ち組、負け組という話は聞いていてつらくなるなあ。



   【中澤キャスターの一言】
いつもお世話になっています〜、ドラックストア。 私もフラフラ〜っと立ち寄ることが多く、便利ですよネ。
薬を買いに行くことはめったになくて、安い化粧品や食料品などを目当てに行きます。 そして、目的以外のものが目に付き、ついつい「これも買っておこう。安いし。」 と、カゴにいれるという感じ。

この先も安さ競争が激しくなれば、私達はとても嬉しいし!
けど、当事者たちは・・・。 がんばって、ドラックストア!



   【取材記者の裏話】
 このSBSの近くにも、5店舗ほどのドラッグストアがあります。半径1.5キロ以内ですから、「どうして経営が成り立つのか」と不思議に思いながら、前を通っていました。 今回の取材で初めて、ドラッグストアの店内をじっくりと拝見しました。本当に、いろいろな物があるのにびっくりしました。「かゆいところへ手が届く」と言います。しかし、これは「かゆいところを探し出してくれる」細かさです。

 取材のなかでは「提案する」という言葉が出てきました。なるほど、新たな需要を掘り起こすはずです。何か明確な物を欲しくて行くというより、欲しいものを教えてくれるのです。

 出店ラッシュが続くドラッグストアも、そろそろ淘汰の時期を迎えつつあるようです。「安さ」ですか。「専門的な薬の知識」ですか。「親切さ」ですか。本当に欲しい物は何かを、見つめ直す時期に、企業側も消費者側も来ているようです。

取材 伊藤充宏




バックナンバー




番組に対するお問い合わせ、ご意見・ご感想は
下記までお寄せください。

ハガキ:〒422-8680 (住所不要)
    SBS「土曜スコープ」係

E-Mail:scope@digisbs.com
TEL:054-284-8950
FAX:054-284-9006



All rights reserved by The Shizuoka Shimbun and Shizuoka Broadcasting System.
静岡新聞・SBS静岡放送 DigiSBS.com に掲載の記事・写真および図版の無断転写を禁じます。
すべての著作権は、(株)静岡新聞社・静岡放送(株)に帰属します。