ShizuokaOnline.com HOME
静岡新聞
静岡新聞 shizushin.com SBS1404.com アットエス SBS学苑 静岡健康管理センター グループ会社
SBS TV - www.digisbs.com



毎週土曜日 18:00〜18:30

澤木久雄キャスター
誕生日 10月21日
血液型 A型
出身地 浜松市
中澤志月キャスター
誕生日 10月1日
血液型 A型
出身地 埼玉県






番組の内容
9月20日(土)「修学旅行生を狙え」

修学旅行と聞いて、あなたはどこを思い出しますか?奈良・京都・日光あたりが定番でしょうか。かくいう僕は小学校は名古屋、中学では京都と奈良、高校が広島に山口でした。それぞれに楽しい思い出が残っていますが、素朴で純情な少年にとっては見るもの聞くことすべてが新鮮でした。

翻って、今の子供たちって修学旅行にどれほどの感動を覚えるものなのか。それ以前に海外にも行ってしまう時代ですからね。でも友達同士の旅行はまた違う楽しさがあるのかも。さて、静岡市ではこのところ修学旅行生が急増していると聞いて、なぜと思うでしょう。キーワードは「誘致」お楽しみに!


日本平でのお茶つみ体験、登呂遺跡での縄文時代の生活の体験、清水三保で遊ぶなど、一見、遠足や社会見学をしているように見えますが、実は、修学旅行をやっているのです。
修学旅行は今、観光を中心とするものから、体験に変わってきています。 そして体験型修学旅行先として、注目を集めたのが静岡なのです。



今年は横浜や八王子、岐阜などから100校以上が訪れました。
三保の松原や日本平など、美しい景観を誇る清水地区は昭和40年代までは、全国有数の観光地でした。 しかし、テーマパークに客を奪われた上に、不況の波が押し寄せ団体旅行が激減。 その中で、目をつけたのが修学旅行だったのです。



旅館や観光施設で作る静清教育旅行誘致協議会では、静岡・清水で子供が体験できるプログラムを冊子にまとめて、県外1000の学校に送りました。


そして、協議会では、旅行業者だけでなく、先生たちにも実際に下見に来て、プログラムを体験してもらうようにしました。ここに来たい、という強い気持ちをもってもらうには、子供に近い、先生に体験してもらうのが一番です。
ちなみにこちらは海釣りの体験。この時下見に訪れたほとんどの先生は、海釣りは初めての体験でした。えさのミミズを掴むにも、おっかなびっくりの様子。インストラクターも、子供たちが訪れた時のようにつきます。

どのくらいついてくれるか、危険はないのか、実体験で感触をつかんでもらうようにします。先生たちからは、誘致する協議会と、現場で相手をするインストラクターが連携していることから、安心できるという意見もありました。
多くの学校が訪れるようになったといっても、課題もまだ多くあります。


修学旅行へは、一般の観光客とは違った配慮も必要になります。例えば、交通機関です。三保地区のバス路線は、清水駅が起点となるため、もし、久能山に行くとなるとかなりの遠回りになってしまいます。


旅行中、グループでの活動が多い学校では、アクセスを心配する声が必ず上がります。それに対して、協議会では「地元の情報を駆使して、柔軟な対応が可能です。心配はいらないと。」訴えます。
しかし、修学旅行生が多く訪れるようになり、影響を受けたのは観光業界だけでありません。
ここは、清水インターから車で45分。「やすらぎ森」と名づけられた静岡市清水森林公園。 この地で行う新しい体験プログラムの打ち合わせです。 地元の人から提案されたのは、竹を使ってのもの。ご飯を炊いたり、炭を作ったり、器も自分で作る。
また、地元の農家の協力で、そば打ちやこんにゃく作りが体験できる。子供に大人気のプログラムです。 現地も人も、若い世代と触れ合えるとうれしそう。 また、修学旅行を契機に家族でキャンプに来ると言う人も増えていると言います。
こちらは、エスパルスのグラウンドで楽しそうにサッカーをする子供たち。

この日は、国体の少年サッカー開催のため、球技場はどこもいっぱい。

しかし、清水サッカー協会の協力で借りられました。
まちづくりを進めてきた人たちも、この変化を感じ取っています。

もともと地域のために作った歴史の本が、修学旅行生の資料となり、その掲載先などに観光客が足をとめます。

地元の人間がもっと地元を好きになり、目を向けなくてはと話します。 実際、清水地区の宿泊者数は、ここ3年間で12万人も増えました。

地域のセールスポイントを見つけ、新しいターゲットを探り当てた協議会の成果は地域活性化の形を確かに示したといえます。


   【澤木キャスター今週の総括】
清水が修学旅行生にそれほど人気があるとは知らなかった。でも考えてみるまでもなく風光明媚な景勝地は無論のこと歴史、産業、特産品など地域資源については他県に優るものが多いことは明らかだった。そこにソフトを注入すればあっというまにトップに踊り出ることは可能なのだ。
やはり何回も言ってきたが、もてなす気持ち、サービスの質、マンパワー、運動の継続、リーダーの養成なのだということに気がつく。
今回の清水への誘致の成功は宮城島さんたちのたゆまぬ努力の成果といってもよかろう。これを他の地域でもやれる人がいるかどうかだ。そんなリーダーの出現を大いに期待したい。



   【中澤キャスターの一言】
 



   【取材記者の裏話】




バックナンバー




番組に対するお問い合わせ、ご意見・ご感想は
下記までお寄せください。

ハガキ:〒422-8680 (住所不要)
    SBS「土曜スコープ」係

E-Mail:scope@digisbs.com
TEL:054-284-8950
FAX:054-284-9006



All rights reserved by The Shizuoka Shimbun and Shizuoka Broadcasting System.
静岡新聞・SBS静岡放送 DigiSBS.com に掲載の記事・写真および図版の無断転写を禁じます。
すべての著作権は、(株)静岡新聞社・静岡放送(株)に帰属します。