<時代の空気を伝えるジャーナリズム>

「アクセス!静岡・土曜スコープ」は2001年4月にスタートし、只今3年目に入っています。

月〜金のSBSテレビ夕刊では伝えきれない「ニュース」や「企画モノ」をもう一度時間をかけてじっくり伝えようとするSBSの報道特集です。静岡に関するニュース・出来事を詳しく紹介したり、ニュースをヒューマンドキュメンタリーにしたり斬新な切り口で特集を制作しています。

これまで放送してきたものには「静清合併までのドキュメント」「松菱自己破産の日・ドキュメント」「大道芸人の人生」「アフガン現地リポート」「大物中学生力士の挑戦」などがあり、政治・経済・話題・スポーツ…様々なジャンルにカメラが鋭く、時に優しく入り込んできました。放送は生。スタジオゲストに森田実さん(政治評論家)、松木安太郎さん(サッカー解説)、山本昌邦監督など第一線で活躍する方を招いて「今」を熱く語ることもしてきました。

今後も土曜スコープは「静岡の今」にこだわり、SBS報道班が総力をあげ時代を鋭く斬っていきます。みなさまの温かいご支援をお願い申し上げます。

土曜スコープ プロデューサー水鳥誠
 



毎週土曜日 18:00〜18:30

澤木久雄キャスター
誕生日 10月21日
血液型 A型
出身地 浜松市
中澤志月キャスター
誕生日 10月1日
血液型 A型
出身地 埼玉県






番組の内容
10月4日(土)「ダイヤ改正でメリットは?東海道新幹線」

東海道新幹線が開業したのが昭和39年10月。東京オリンオピックの行われた年だ。あれから40年、この秋その新幹線のダイヤが大幅に変わる。「品川駅」誕生がその背景にある。

さて静岡県はこれまで新幹線の恩恵を享受してきた地域だけど、「のぞみ」の誕生以来そのメリットは次第に薄れてきていると思う。でも今回の改正で浜松には「ひかり」が2倍に増える。

過日、浜松の都銀の支店長に伺ったらこの「ひかり」停車増はビジネス上ずいぶんメリットを感じるという。そんな声は確かにあるが肝心の本数は増えているのかどうか気になる。また予約システムにも新たな方法が生まれるという。気になる「ニュー新幹線」特集をぜひ見て頂きたい。


10月1日。 東海道新幹線で17番目の駅となる「品川駅」が誕生しました。

そしてこの日、ダイヤも一新し、スピードアップや、列車の増発を行いました。
新しい品川駅は、「人にやさしい」駅がコンセプト。


案内表示は従来の1.5倍の大きさ。
女性用トイレには、専用の化粧コーナーがあります。


忙しいビジネスマンには、パソコン専用スペースも。
そして、品川駅の一番の特徴は乗り換えのよさです。

新幹線の改札を抜けると、すぐに在来線の乗換通路です。 海外へ出かける場合、成田空港へ向かう列車はすぐ隣のホームです。

階段を降りると、「成田エクスプレス」の乗り場です。 午前中のフライトだって楽楽です。
羽田空港へは、乗り換え通路を真っ直ぐ進みます。階段を乗り降りする必要はありません。


正面に見えてくる改札を抜ければ、羽田空港へ乗り入れている京浜急行に乗り換えができます。
しかし、利点だけでなく、欠点もあります。 それは品川から新幹線に乗る場合。

静岡県内に停車する「ひかり」は、ほとんどの列車が品川駅にもとまります。 しかし、ホームには行列ができています。 始発の東京駅で、列車内には既に多くの客がのっています。 車内に空席はほとんどなく自由席に座るのは難しいようです。
こういう場合、指定席を買うとよいのですが、しかし、指定席の値段は高い。そんな中、指定席が自由席よりも安く利用できるという新しい割引サービスがスタートしました。

それは「エクスプレス予約」というものです。 携帯電話やパソコンで、東海道新幹線のホームページから、手順に従って、列車を選びます。 禁煙か喫煙、窓側か通路側など、座席の指定も出来ます。

そして受け取りは、自動切符売り場のところでできます。 さらに、予約も変更も簡単に出来ます。 代金はJR東海のクレジットカードの決済となります。 ただし、年会費1050円が必要となります。
さらに、もっと安い切符もあります。

それは、「ひかり」が利用できる「早特きっぷ」です。 これは、飛行機の早期購入割引、いわゆる「早割」と同じ仕組みで、新幹線に乗車する1週間前までに切符を買うと、大幅に安くなる仕組みです。 東京名古屋間で1380円の割引。

しかし、残念ながら、静岡県内の駅を発着する「早特きっぷ」は発売されていません。
さて、今回のダイヤ改正ですが、スピードアップにより、「ひかり」の停車駅の見直しも行われました。

三島駅には、これまでの2倍にあたる12本の「ひかり」が停まります。

浜松駅では、10本増えました。 これにより、ほぼ1時間おきに「ひかり」が停まるようになりました。
静岡駅では、上りに朝1番の「こだま号」が増えました。
さて、ダイヤは改正が静岡県にとっていいことばかりではないようです。

全列車の運転本数は、殆ど変わってはいないようです。 理由には、景気の低迷による利用客の減少があります。

それだから、静岡に停まる「ひかり」が常に混んでいるのです。
また、ダイヤ改正では「のぞみ」が大幅に増えました。

停車駅も姫路や新山口など、画像の黄色の星がつく駅は新たに停車することになった駅です。 しかし、静岡県内の駅は全て通過してしまいます。
さらに、「ひかり」の停車本数にも疑問が。

静岡駅に停まる「ひかり」は上下合わせて34本。 しかし、岐阜羽島駅や米原駅は静岡駅より多いのです。

新横浜駅は、「のぞみ」「ひかり」を合わせて128本です。
静岡県は、新横浜に続く乗降客の数の多さ(第7位)にもかかわらず、この違い。

「こだま」は静岡の方が多いのですが、スピードの速い「ひかり」に乗りたいのが、利用者の気持ちなのです。


   【澤木キャスター今週の総括】
新幹線に乗る機会は多い。取材、プライベートと頻度は高い。東京に行く時、こだまとひかりの30分差を考える。確かに時間を有効に使いたい僕としては30分は大きい。しかし急にひかりに乗るとなると席の確保が大変だ。 殆どの席は既に埋っているからだ。かといって何十分も前からホームに並ぶ余裕はないし、それではこだまと変わらなくなってしまう。 どうもひかりの自由席車両が少ない気がする。それと禁煙車両。もっと増やしてくれないと・・・。

今回の改正で県内ではひかり停車が増えたことはいいが、浜松などからすれば本音は「のぞみの停車」が望みであろう。情報は移動速度の早いツールに便乗するものなのだ。 今後は県民こぞって「のぞみ停車」を訴えることが必要では?



   【中澤キャスターの一言】
新幹線には、本当にお世話になっています。 今回のダイヤ改正で品川に停車することが一番のポイントでしたが、やはり私にはあまり変わらなかったなーというのが正直な実感です。

静岡のひかり本数が増えるわけではないし、私は東京駅を利用することが多いので、一駅増えてしまって、到着時間が遅れるだけじゃないのぉ〜って思っていたんです。 が、スピードアップしたので、それはないようですネ。良かった、良かった。

2年後にまた大幅ダイヤ改正があるとのこと、今度は是非、中距離利用者の静岡県民にも優しいダイヤ改正を望みます。



   【取材記者の裏話】
新幹線のダイヤ改正が行なわれる1カ月前から取材をはじめ、JR東海の関係者の皆様とも色々な話をさせて頂きました。 東京と博多を結ぶ「東海道・山陽新幹線」のように長距離の路線となると、利用者の乗車時間や乗車形態は様々で、あちらを立てればこちらが立たずとダイヤを組むのには、大変苦労されているようです。

ただし、10月1日の取材帰りにも「ひかり」を利用しましたが、はっきり言って混雑が激しすぎです。空席を見つけるのに苦労しました。 せめて朝夕の混雑ぐらいは増発してもらいたい。 何とかならないものなのか?と改めて感じました。

取材 岩崎大輔




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