<時代の空気を伝えるジャーナリズム>

「アクセス!静岡・土曜スコープ」は2001年4月にスタートし、只今3年目に入っています。

月〜金のSBSテレビ夕刊では伝えきれない「ニュース」や「企画モノ」をもう一度時間をかけてじっくり伝えようとするSBSの報道特集です。静岡に関するニュース・出来事を詳しく紹介したり、ニュースをヒューマンドキュメンタリーにしたり斬新な切り口で特集を制作しています。

これまで放送してきたものには「静清合併までのドキュメント」「松菱自己破産の日・ドキュメント」「大道芸人の人生」「アフガン現地リポート」「大物中学生力士の挑戦」などがあり、政治・経済・話題・スポーツ…様々なジャンルにカメラが鋭く、時に優しく入り込んできました。放送は生。スタジオゲストに森田実さん(政治評論家)、松木安太郎さん(サッカー解説)、山本昌邦監督など第一線で活躍する方を招いて「今」を熱く語ることもしてきました。

今後も土曜スコープは「静岡の今」にこだわり、SBS報道班が総力をあげ時代を鋭く斬っていきます。みなさまの温かいご支援をお願い申し上げます。

土曜スコープ プロデューサー水鳥誠
 



毎週土曜日 18:00〜18:30

澤木久雄キャスター
誕生日 10月21日
血液型 A型
出身地 浜松市
中澤志月キャスター
誕生日 10月1日
血液型 A型
出身地 埼玉県






番組の内容
10月11日(土)「ここが争点だ!森田実が総選挙の展望を語る」

いよいよ解散、総選挙だ。政治家の皆さんはとっくに奔走している。今回は民主・自由の合併で野党第一党のパワーが高まったとされる中で、どこまで自民党に迫るかという点であろう。しかし自民だって小泉・安倍の最強コンビの登場だ。どんな展開を見せるのか。

ところで迫る選挙特番は「最大の実況ショーである」と豪語して憚らないスタッフが我々の中にもいる。政治や選挙は既にゲーム化している。国民もTV局もその中にる。

政治のポピュリズムが言われて久しいが、市民有権者に近づけようとすると、自ずとこの危険性は高まることになる。理性や良心は一体誰に委ねたらいいのか、問いかけつつも、選挙を盛り上げようとテンションを上げていくもう一人の自分に気付く。政治も実況ショーもあぶなっかしい時代を迎えている


今回の土曜スコープは政治評論家森田実さんをゲストに迎え、10日の衆議院解散、そして来月行われる衆議院総選挙についてとりあげました。

以下、放送中、森田さんへの質問と答えを抜粋して、掲載します。
Q. 今回の総選挙について、何選挙としますか?

A. 「政権選択」選挙です。民主党が過半数をとると、政権がかわります。 また、自民党が前回の議席数を大きく下回ることになると、自民党内に異変が起こるので、今回の選挙は政権を選択する選挙になると思います。
Q. これまで2年半の小泉政権をまとめると?

A. 小泉政権は「破壊」の後の「創造」というやり方をとってきて、これまでの2年半は「破壊」にあたりました。しかし、この「破壊」の裏に、犯罪が増える、失業者が増える、貧富の差が拡大して階級社会化しつつあります。

選挙までの1ヶ月間、これらの問題が政治の場に出てくるので、小泉内閣の評価が変わる可能性があります。


Q. 今回の選挙では、「マニフェスト」対決という面もあるが?

A. 民主党がおしていると思います。 小泉内閣は苦しい面があります。郵政民営化を1年間議論するといっても、マニフェストにはなりません。道路公団の民営化にしてもつまづいていて、民主党の「道路料金を無料にする」の方が迫力はあります。

しかし、今後自民党は負けずに、新しいマニフェストを出してくると思います。 それに対して、民主党も対抗してまた出してくるので、かなり高度な論争になって、日本の将来を決めるすごい大きな1ヶ月になります。
Q. 各政党、「これからの日本をどうするか」という幹の部分の提言があまりないように見えるが?

A. 小選挙区での選挙戦をやってきたせいか、大きなことを言えなくなってきましたね。

これまでのことを反省し、もう少し日本のことを考えて、議論をし、国民が投票する時の材料を多く提供してほしいと思います。


   【澤木キャスター今週の総括】
解散、総選挙になった。そこで今日は政治評論家の森田実さんの登場だ。以前から小泉政治を行き過ぎた改革者として批判してきた森田さん、今回も歯に衣着せぬ言い方で、現状を憂いてみせた。やはり人々の気持ちを解らない政治は、政とはいえないということだろう。氏は「中庸」を説くが、日本の風土が持つ「良き風習」を捨て去って「一気」にアメリカ型社会を構築しようという改革は真に民のためにならないということを絶えず強調されている。

この「一気」に或いは「全面」という部分に僕はこだわりたい。改革は「一気に」やらねば効果がないかもしれないが、「拙速」ということばもある。 政治に木の「幹」をじっくり育てながら王道を進んでいく、そんなイメージを抱いている僕はあまちゃんかな?



   【中澤キャスターの一言】
先日夏休みを頂き、ユニバーサルスタジオジャパンと京都へ旅行してきました。

USJは思ったより敷地が狭かったので、1日あれば十分まわれる広さでした。 中でも一番楽しかったアトラクションは、「バックドラフト」と「ジュラシックパーク・ザ・ライド」。 「バックドラフト」は最後、大の大人が本気でびっくりするし、火って怖いなあと痛感。「ジュラッシクパーク・ザ・ライド」は、これぞテーマパークの醍醐味。 水が掛かろうとアトラクションはこうでなくっちゃと思わせるものでした。 USJは子供よりも大人が楽しむテーマパークですネ。

京都では町屋づくりの旅館に泊まったのですが、とーっても風情のある佇まいで、延泊したくなりました。 ”和”は心が落ち着きますネ。 京懐石料理も上品でおいしく、思わずお酒がすすんでしまいました。町屋づくり旅館、かなりおすすめです!!



   【取材記者の裏話】
政治評論家の森田実さんをスタジオに迎えて総選挙の争点、其の行方について話をしていただいた。

今回の総選挙の投票率は高いだろうと森田氏は予測し、私も其の意見に同意したいと思う。小泉政治は良きにつけ悪しきにつけ国民の注目を集め、政治的関心を高めている。

国民県民がどういう判断を下すのか、情勢はまだまだ流動的だ。しかし関心が高まっていることは確かであると思う。

このところ景気回復の兆しを感じさせるニュースも多い。しかし景気回復には地域差があって大都市と地方では温度差があることも事実だ。年金問題・雇用問題を始めとして将来の不安は大きい。この不安の中で誰にこの国の将来が託されるのだろうか。

いずれにしても、今回の総選挙の選択の意味は重いと思う。そしてそれを託された人には厳粛に受け止めてもらいたい。国民、県民の付託をしっかりと受け止め誠実に実行して欲しい。

これから選挙取材で候補者の取材をする機会が増えることになると思う。候補者は当然わかっているものと思うが、其の機会に有権者の切なる願いにどう答えるのか聞いていきたいと思う。

取材:荻野悦生




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