街頭で、女性が被害者となる犯罪が増えてきています。県警の調べによると、例えば、ひったくりの発生件数は、
平成元年が80件、去年は588件とおよそ7倍に激増しています。
被害者のうち、9割は女性です。 |
 |
 |
ひったくりの主な手口は、自転車やオートバイを使い、すれ違いざまにバックを奪っていく、アッという間の犯行です。 |
| 守る策として、バックを車道と反対側の肩にかけたり、 |
 |
 |
ひったくりにあった時転倒する可能性はありますが、たすき掛けにするのも手です。 |
痴漢などの犯罪も多く起こっています。被害に遭うと、心に深い傷を抱え込んで、外に出歩くことがいやになったり、人に知られたくないということで、警察などに訴えることができず、1人で悩んでしまう場合が多いようです。
このような被害者の心の傷をアウターケア−する機関があります。NPO法人の静岡犯罪被害者支援センターです。電話相談や、臨床心理士など専門の知識を持ったボランティアがカウンセリングに応じてくれます。 |
 |
 |
では、痴漢などから身を守る方法はないのでしょうか。静岡中央署で護身術を教えていただきました。
(1) 後ろから襲われ、抱きつかれた場合
普通「キャー」と言って、しゃがんで、身を小さく丸くしようとしますが、それはいけません。
まず、ひじを曲げて、上に持っていきます。次に、かかとで、相手の足を踏みつけます。 |
(2) 前から襲われ、両手を掴まれた場合
まず手をパーの形にします。 |
 |
 |
次に、手のひらが外になるように回して、上で手のひらを合わせ、相手に向けて開くのです。 |
 |
次は、誘拐です。今年、県内で小学生誘拐事件は5件起きました。その被害者は全て女の子。目的は、身代金ではなく、ほとんどがわいせつです。誘拐ではない、わいせつの事件と合わせても、高校生までの女の子が被害者になっている件数はわかっているだけでも相当な数にのぼります。
では、なぜ少女を襲う事件が増えるのでしょうか?
犯罪心理に詳しい、静岡県立大学看護学部西田教授によりますと、少女を汚れのない、マドンナとして、聖女として攻撃したいというのが根っこにあるようです。 |
 |
 |
街がどんどん物騒に思うようになっていく中で、自分たちの町は自分たちで守ろうと取り組んでいる人たちがいます。三島市立南中学の生徒たちです。「MLS」、みなみライフセイバーズという組織を作り、彼らは毎朝、街頭にたち、挨拶運動を行っています。
挨拶をすることで、お互いを知り、地域社会を活性化し、それが安全への第一歩と考えています。MLSのメンバーは、昼休み、近くの幼稚園や小学校などに出かけ、園児らと遊びながら、交流も深めています。 |
自分の身を守る防犯グッズとして、まず思いつくのが防犯ブザー。今や小学生の必需品となっています。ホームセンターなどでも、色々な品が置かれるようになり、よく売れる商品となっています。
しかし、その防犯ブザー。ランドセルにぶらさげている子がいるようですが、いざという時には、手が回らず取れないことがあるようです。ズボンのポケットの中や、ベルトを通すところの近くなど、必ず手の届くところに置くことが重要です。 |
 |
 |
県立大学の西田教授は、防犯ブザーだけに頼ることなく、大きい声を出すことが重要で、そのためには、日頃から大きい声を出す練習をすることが必要と話します。
その声は、甲高いものでは効果がありません。低い声、地声で出すことが求められています。 |