| 今回の土曜スコープは、予定を変更し、
先週、県警察本部にも存在が発覚した
プール金について取り上げました。
ゲストには県オンブズマンネットワークの
服部寛一郎代表にお越し頂き、話を伺いました。 |
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先週の会見で、明らかにされた裏金は、
警務部総務課という県警本部の中でも
中枢の部署に存在しました。 |
出張があまりない係の出張が、
書類を見るとかなり多く、不自然であって、
実体が全くないのに、
旅行していたことになっていた
ケースが大半を占められていました。
95年度の分の出張旅費として、
支出された1344万円のうち、
実に7割の940万円がカラ出張で、
裏金として使われました。
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では、何に使われたのでしょうか。
この95年当時は、オウム真理教の捜査が
最も盛んな時期で、捜査や警備の激励に
ドリンク剤や夜食の差し入れも増えました。
裏金940万円のうち、およそ490万円は、
本部長名の陣中見舞いに使われました。
このほか、香典や生花など慶弔費におよそ90万円、
パソコン・ワープロの購入におよそ50万円が
使われました。
懇談会費では、一般常識より、
ずいぶん高い費用をかけたものが見つかりました。
1人5000円を超えた懇談会費の合計は
101万2177円に上ります。
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私的流用はなかったとはいいますが、
250万円がはっきりとした使い道がわかっていません。 |
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では、どうやって、この金は作られたのでしょうか。
経理担当者が総務課員の印鑑を一括に管理していて、
幹部の指示を受ける形で、
架空の旅費を請求する文章を作成して、
お金を受け取っていたと思われます。
これを図で使って説明しましょう。
幹部の指示で偽造した出張旅費の申請書は会計課に回ります。
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会計課は支出命令を知事部局の出納局に回し、
出納局は命令通り、旅費を支出していました。
現金は目論見通り、総務課にわたり、
次長が受け取っていました。
カラ出張の申請に名義を使われた総務課員は
全体のおよそ8割に当たります。 |
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そもそもなぜ、裏金を作ったのでしょうか。
その理由として、
(1)予算を請求するまでの手続きが煩雑なこと
(2)予算が通らなくても、自分達にとっては必要性が高い
お金であること
が挙げられます。
県警はこれについて、「根底には、公金に対する認識に甘さ、
意識の低さ、大きな問題が潜んでいる」と話します。 |
服部氏はこの問題については、2つの問題があると話します。
(1)パソコンなどのお金や、慶弔費として使った証拠がないこと
(2)認識の甘さなと言っているが、法律的根拠がないのに税金を使っている、犯罪の認識がない
という2つです。 |
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この裏金がわかった背景には、
今回出演頂いた服部氏が起こしていた
情報開示訴訟があります。
請求してから、開示まで7年半かかっています。 |
警察は、その後については、体制が変わったので、
問題はないとしています。しかし、服部氏からすると、
体質は変わっていないと感じているようです。
服部氏宛に寄せられた匿名の手紙によりますと、
申請された金は、今回の問題のように、組織的に
プールされないように、課ではなく、個人に振り込まれるように
したのですが、その個人口座は実は、一括管理されている
という問題があると話します。 |
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12日、県議会文教警察委員会が開かれ、
この中で、裏金問題が審議されました。
まず、県警本部長が、
「不正があったことを深くお詫びします。
全容を一刻も早く示して、信頼回復に努めます」
と陳謝しました。
その中で、県でプール金が起きた時は
調べなかったのですか、という質問には、
内部の監査や県の監査など
2重3重のチエックをしているので、
不正はないと思いました。しかし、
こんなことがあったのは誠に残念です。
と答えています。 |
| 服部氏は、県議会でも本気でこの問題に取り組まなくてはいけないと
話します。今回開示された資料の中にも、県議会にもプール金があった。
本気で追及すると、自分たちのも分かってしまうから、
できないではないかと話します。 |
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