テレビ夕刊
野路毅彦の気になった特集週1便

【2003年5月第1週】

5月6日(火)、政令指定都市を目指す静岡市は、区割り審議会に市の案が提案されたというリポートをお送りしました。

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市の区割り案では、区の数は3つです。旧清水市で1区、旧静岡市はJR東海道線で南北2区に分けられています。

この案は、合併前の警察署の管轄地域、選挙区などを念頭に置いた極めて現実的な案と言えます。

また、コストの面でも節約型の案です。

しかし、反対の側面から見れば、新味に欠ける、もっと強く言えば、折角合併して、政令指定都市になるのに「夢のない」案です。

区役所は、静岡・清水の旧市役所をそのまま使い、旧静岡市南部については、新しく建設するということです。

ということは、「これまで市役所まで行かなければならなかった用事が、より近い区役所で済む。」そういう意味で距離的に便利になるのは、旧静岡市の駅南の人に限られます。

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旧清水の人の立場から見た場合「これまで市役所として使ってきたものが、区役所に変わるだけだから同じだ」と考えるかもしれませんが、同時に市役所まで赴かないといけないこともあるでしょう。

そうすると、新庁舎が東静岡に出来たとしても、その分だけ役所の位置が合併前より遠くなる。

「合併して政令指定都市になったのにこれまでより不便になった」ということになりはしないでしょうか。

例えば、新庁舎建設が計画されている東静岡地区に、旧清水市を含む草薙地域を加えて「東区」あるいは「草薙区」とするとか、もっと強く将来的に新市の拠点であることを打ち出すなら「中央区」でもいいかもしれません。

そういう「名前」とか「区割り」に新鮮なものを打ち出していかないと、新しく誕生する政令指定都市のまちづくりに、市民を巻き込むことはなかなか難しいのではないかと思います。

2003.5.10 更新




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