テレビ夕刊
野路毅彦の気になった特集週1便

【2003年6月第4週】

6月25日(水)から3日間、「サッカーワールドカップから1年」の企画をお送りしました。

一回目の水曜日は「どうする?!赤字のエコパ」と題してお届けしました。

2002年度のエコパの収支は、維持管理費が4億6200万円に対し、収入はわずか6600万円 4億円弱の大幅な赤字で、採算がとれる、とれないどころではない数字です。何故でしょう。

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エコパの料金表を見てみると、午前8時半から午後9時までの使用で、通常65万円です。これが、アマチュアの使用ということになると10万円。

時間を短くして、午前中だけなら3万円で使えます。

また、これが、学校の行事ということになると、更にその半額ということになります。 エコパは、一流の施設ですが、使用料収入で、維持管理費を捻出していく財政構造には、最初からなっていないのです。

この料金の中で、収入を少しでも上げるには、稼働率を上げるしかないのですが、デリケートな天然芝は、管理が難しく一度使うと4、5日休ませることが必要です。ですから昨年度の利用実績以上に使うことは、芝の状態のレベルを下げることに繋がるという悩みもあります。

年間およそ4億円という赤字をどう捉えるかですが、県民の数で頭割りすると、100円ちょっと。この負担で、一流施設を格安で使えたり、Jリーグをはじめとするスポーツや、コンサートを楽しむことが出来ると考えれば、安いのかもしれません。

僕がスポーツを観るのが好きで、その実況の仕事もしているから思うのかもしれませんが、エコパについては、その赤字を解消しようと苦労するよりも(赤字圧縮のための細かい努力は必要だとは思いますが)むしろ、県民が、「エコパを使う」「エコパで観る」ことで「元をとろう」と考えた方が、「エコパ」を、また、県内スポーツを育てることになると思うのですが、皆さんはどう考えますか?

2003.7.7 更新




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