
| 野路毅彦の気になった特集週1便 | |||
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【2003年7月第1週】 7月7日(月)、今月の特集「学力低下」の第1回として、静岡県の高校生(と浪人生)の大学入試に見るデータを紹介し、分析しました。
「まあまあいいではないか」と思われるかもしれませんが、静岡県の人口は、全国10位。 人口あたりの合格者数を出すと、静岡県は、全国28位となります。丁度真中が24位ですから半分より下ですね。 最近、「はなわ」の歌で、注目を集めている佐賀県は、人口割りすると12位となり、静岡県は遠く及びません。どうしてでしょう。静岡県の教育は他県に比べて遅れをとっているんでしょうか? ひとつの分析として、2桁以上の東大合格者を多く出している県の、高校別合格者を見ると例えば奈良県だと東大寺学園と西大和学園という目立って合格者を出している2つの私立高校がその数を引っ張っているのです。愛媛県の愛光学園や、佐賀県の弘学館もそう。 対して静岡県は、一番多い浜松北高校が9人で、高校別の全国ランキング71位。その後韮山、静岡、沼津東と公立高校が続くのです。
決して経済的に裕福な家庭でなくても、つまり、私立に行かなくても、あるいは、遠距離通学や下宿をしなくても、地域一番の公立の進学校で、学年で1桁の順位にいれば、東大も狙えるという静岡県の現状を肯定的に捉えたいということです。 一方で、「静岡県には、学年で上位何分の一かについていけば、東大・京大に入れる高校がない」と嘆いている人(保護者)がいるのも事実です。そういう人は、静岡県を離れて首都圏の進学高校などに進むケースもあると言います。 しかしながら、いずれにしても「その高校に、東大に行かせてもらう」という発想は「幻想」に近いと思います。一番の鍵は個人の能力・努力です。高校入試の段階で、能力の高い、努力の出来る個人をたくさん獲得した高校が、東大に多くの合格者を出すのは、ある意味では当たり前のことに思えるのですが・・・ 2003.7.14 更新
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