テレビ夕刊
野路毅彦の気になった特集週1便

【2003年7月第2週】

7月14日(月)、今月の月曜特集「大丈夫か!?静岡の学力」で「陰山メソッド」を紹介しました。

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陰山英男先生は、元々、山口県の山間の小学校の先生です。

そこで、反復学習の重要性を説き、後に、その小学校の教え子が難関大学に多く合格したことで、注目されました。

現在は、広島県の小学校の校長をしています。

「陰山メソッド」の代表的なものに「百ます計算」があります。

これは、タテに10列、ヨコに10行の数字があって、それぞれが、クロスする100個のますに、足し算などの答えを出来るだけ速く書き込んでいくというものです。

タイムを計って、それを縮めることを目標にさせます。

僕の経験では、こういう計算題を、速くやるという訓練はやりませんでした。

そしてもし、僕の小学校の先生が陰山先生で、「百ます計算」をやらされていたら、イヤだったでしょう。

計算を「速く」することは苦手な子供だったし、同じことを何度もやる漢字の書き取り練習なんかも嫌いでしたから。

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ところが、陰山先生と交流もあり、学力低下を憂う本も出している精神科医 和田秀樹さんは、こういう「詰め込み型」手法で、計算を速くしておくことは、実は「ゆとり」を生むのだと説きます。

例えば、数学の問題を解いていって、行き詰まった時など、計算が速ければ、他の解き方を考えてみる「ゆとり」が生まれるということです。

「百ます計算」などで、基礎を繰り返し練習することは、授業についていけない、いわゆる「落ちこぼれ」の生徒を少なくする効果もあるのだと、和田さんは言います。

「ゆとり教育」で、内容を易しくすれば、「落ちこぼれ」はなくなるというのは間違いだと和田さんは力説します。

和田さんは7月26日(土)放送のトークバトルにも出演します。そこでの「ゆとり教育派」対和田さんをはじめとする「基礎基本鍛練派」の議論のぶつかり合いにどうぞご期待ください。

2003.7.19 更新




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