テレビ夕刊
野路毅彦の気になった特集週1便

【2003年10月16日】

10月16日(木)、平成17年4月1日の政令指定都市移行を見込んでの3区の区名公募の、結果が発表されましたので、テレビ夕刊でお伝えしました。
応募数は、8700件余りで、各区の名前の案のベスト5は以下の通りでした。
旧静岡市北部のA区は、

1位 北区
2位 駿府区
3位 葵区
4位 中央区
5位 静岡区
旧静岡市南部のB区は、

1位 南区
2位 駿河区
3位 登呂区
4位 城南区
5位 文京区?文教区?

旧清水市のC区は、

1位 清水区
2位 港区
3位 東区
4位 清水港区
5位 しみず区
静岡市はこの結果を10月21日の市区名選考委員会に報告し、選考委員会は12月までに、区名の候補をそれぞれ数点に絞り込み、来年2月までに、市民投票をして最終決定するということですが、若干心配な所があります。

もし、A区=駿府区、B区=駿河区がノミネートされ、それぞれが市民投票で1位になったら、両方を採用するのでしょうか?

駅北が駿府区で、駅南が駿河区では、混乱は必至です。「駿河」は廃藩置県以前の国を指す言葉であり、「駿府」は、その「駿河」の国府つまり、都市を指す言葉です。それが、対等関係の区の名前に並列で置かれることにも違和感があります。

例えば山梨県甲府市が、政令指定都市になったとして、甲府区と、甲斐区(あるいは甲州区)が両方あるようなものです。駿府公園が駅北にあることを知らない他所の人から見たら訳が分かりませんよね。

市民投票の前に、A区=駿府区、B区=駿河区の組み合わせは、採用しないことを決めておくか、投票を、A区、B区、C区それぞれではなく、A・B・Cの一括で書いてもらうかのどちらかの準備が必要ではないでしょうか。

今年5月のこのページで、僕は「新しい政令指定都市のまちづくりに、市民を巻き込むためにも旧静岡・旧清水をまたぐ、新鮮な4つめの区を作ろう」と提案しました。それは実現しないようで名前だけで、新鮮味を出そうとしても、混乱を招くだけです。

A・B・Cそれぞれの区のアンケートの1位である北区・南区・清水区は、一見平凡かもしれませんが、他の街から、他県から来た人に易しい、賢明な命名であると考えますが、いかがでしょう。



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