テレビ夕刊
野路毅彦の気になった特集週1便

【2004年2月4日】

先週に続いて静岡のSOHOの話題です。

2月4日(水)、3年前に静岡市中心部に、「SOHO静岡」が出来て、それが、全国的に見ても、優秀な成功例になっているというリポートをお届けしました。
その成功のキーパーソンは、静岡銀行からSOHO静岡に出向して、インキュベーションマネージャーとして活躍している小出宗昭さんです。

小出さんは、なかなかブースが埋まらなかったSOHO静岡の1年目は、まず「SOHOって何か」をPRすることが大事だったと振り返ります。そのためには、SOHOを人の集まる場所にしないといけないと、SOHO静岡で、人が集まる講演会を開いて、理解度・知名度を上げていきました。
2年目は、SOHO静岡入居の企業の成功例を作りたいという狙いで、小出さんは動きました。現在、ホームページの、アクセスカウンターや買い物カゴといったCGIプログラムを作っている脱サラの人が入居していたりして、静岡のたった3坪のオフィスから、全国規模の大きなビジネスが展開されるようになりました。

そして今、小出さんは、新たなビジネスを、
SOHO静岡における異業種マッチングによって生み出したいと考えています。


SOHO静岡には、マーケティングプランナーの富山達章さんも入居していて、その富山さんの販売戦略によって、静岡市の履き物材料メーカーの木製サンダルが、東京のデパートや、アメリカの「ディズニーワールド」での販売にまで至ったという実績もこれまでにあります。
4日のリポートでは、これまで、茶道具入れを作ってきたベテラン指物職人が、需要がないので、売れる新しい商品を作り出したいと相談に訪れている場面をお送りしました。最初に職人さんが持ち込んだのは、「老人ホームなどに買ってもらえないだろうか」と考えた、木製のミニチュアボーリングゲームセットです。技術の高さを伺わせる出来ですが、なんと値段は20ウン万円。

富山さんが「駄目だし」をして、今は、「サライ」の読者に受けそうな価格2万円程度の「男の小物入れ」の製作に取り組んでいます。
浜松のSOHOは、来月閉鎖の見込みだそうです。

SOHOという箱を作っただけでは、そこから
ビジネスは生まれない。ただ宣伝マン・仕掛け人・コーディネーター、こういった役割の人がいて、活躍できれば、それは、大きな成功に転じるということを学びたいと思います。



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