テレビ夕刊
映 像 詩 しずおか
映像詩 しずおか

8月25日放送  アカウミガメ

遠州灘と駿河湾を望む御前崎
深夜、砂浜に身を潜めるアカウミガメ
黒潮に乗り、産卵の為やってきました
国の天然記念物に指定されているアカウミガメは、一度に120個程のたまごを産みます
しかし、この光景も次第に失われつつあります
産卵を妨げるもの、それは海から流れ着いた多くのゴミや流木
産卵の場所を覆い尽くしています
渡邊享さんは、ウミガメ監視員として21年間アカウミガメとこの浜を見守りつづけてきました
「とてもたくさんのゴミや流木が出ていて、引き返してしまうカメもいる、どうしようもない、どうしたらよいのだろう」と、渡邊さん
52日間かけて誕生した38匹の子ガメたち
監視員の手により安全なふ化場へ移されていきます

アカウミガメの親は、産み終わったたまごを守るため、必死に砂をかけます
そして、親ガメは我が子を心配するかのように、何度となく足を止め、波の向こうへと消えていきました
子ガメたちはゴミや流木を乗り越えることはできません
そして、ようやく子ガメたちは親ガメを待つ海へと旅だって行くのです
この子ガメたちが親となり、再びこの浜を訪れる時、ふるさとの浜は美しい姿を取り戻しているでしょうか…




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