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映 像 詩 しずおか
映像詩 しずおか

1月26日放送  浜松注染そめ

八月の花火大会に欠かせない浴衣。

浜松では、もう一月から「浜松注染そめ」と呼ばれる反物作りが始まりました。

浜松注染そめは、注ぎ染めという日本独自の染色方法です。

生地の表と裏から染料を注ぐことで、両面が同じ色に染め上がります。染料の『にじみ』や『ぼかし』を活かした多彩な色どりが特徴です。

浜松で注染の浴衣染めが始まったのは大正時代。
市内を流れる馬込川流域には、多くの染色工場が出来ました。
ピンクや黄色といった淡い色の染めに適した硬水が豊富に出たためです。
生地を染めるのは、この道40年のベテラン職人、五十嵐 敏英(としえい)さんです。染料の量やぼかしの出し方は職人の勘が頼り。化学反応を起こす2種類の染料を使い、濃い色から薄い色への境目をぼかします。
染料の出し方によって、混ざり具合も違ってくるから、ぼかしの大きさも違ってくる。

染めている職人の手加減一つで、どうにでもなる。買っていただけるお客さん方に気に入ってもらえるような配色ができるかどうか、いい製品ができるかどうか、いつも悩みながらやっている、と五十嵐さんは言います。
乾燥は、機械を使わず自然に乾くのを待ちます。時間をかけて乾かすことで、生地に痛みがなく、色の定着もよくなります。

五十嵐さんが思ってた通りの出来に仕上がっているか、確かめます。
柔らかく、優しい風合いを持つ浜松注染そめ。その美しさは、ベテラン職人の巧みな技術と経験によって守られています。





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