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7月 「大丈夫か!?静岡の学力」
7月の特集では「大丈夫か!?静岡の学力」と題して、学力低下に関する懸念をとりあげた。
●7月7日(月)放送では、静岡の実力を検証。
河合文化研究所 の丹羽健夫所長からは、静岡の学生はじっくりとした実力はあるようだが物理や地理のように頑張ればわりに短期間で成績が上がる教科が弱いという分析が。

「のんびり屋なのではないか」との指摘も。
また、「のんびり」では嫌だとばかりに、県内の教育への不満を口にし、県外への学校を考える声もいる。

模試全国トップクラスの子もいるという、県外進学を考える子どもたちが集まる塾を紹介。
●7月14日(月)の放送では、ベストセラー「本当の学力をつける本」などで話題の陰山英男教諭を紹介。
現在は公募によって広島県の小さな小学校の校長をしている陰山さん。 百ます計算などのいわゆる「陰山メソッド」で成果をあげる陰山さんは、「学力低下は、子どもの『元気の低下』だ」と指摘する。 ただ単に詰め込んでトレーニングをするだけではない「陰山メソッド」の狙いを語ってもらった。

また、陰山さんの体育の授業のルーツは静岡市の小学校を視察したことにあったというエピソードも紹介。陰山さんは「静岡にも腕利きの教師はたくさんいます」というエールを贈ってくれた。
●7月21日(月)の放送では、学力低下という声が広がる中での、学習塾の取組を紹介。
現在、多くの子が学習塾に通っている。通っている子どもの声を聞くと、学校の「ゆとり教育」では物足りないという意見が聞かれた。塾の教師は「我々はいい授業をやっている。自信がある」という。

また、コンピューターを駆使して、わかりやすい授業を展開している塾もある。
このところ、学校の場で話題となる「少人数の学級」「習熟度別の学級」「指導要領にしばられない独自のカリキュラム」などは、学習塾ではすでに当たり前のように実施されていることだ。

塾の講師が「自信がある」と言えるのは、「そこそこ理解できている子の、テストでの点数をあげるようにする」という目標がはっきりしているからだろう。

実に多様な子どもたちを前に、実にいろいろなことを要求されている学校の先生たちは、ここまでシンプルに自信をもって語ることができるだろうか?

●7月26日(土)には、「トークバトル・大丈夫か!?静岡の学力」と題した討論番組を放送した。
静岡の学力はどうなのか、それはこれからの時代にどう変化していくのか、だったらどうすればいいのか……。

様々な立場の参加者に討論してもらった。

●7月28日(月)の放送では、県教育委員会が今年度立ち上げた「確かな学力育成会議」の取組を紹介。

県民の間にも「学力低下」という不安が高まってきたことを受け、この問題を検証し、対策を考えていこうという研究会で、この日、2回目が開催された。 この日は静岡出身で「声に出して読みたい日本語」など多数のベストセラーで知られる明治大学の齋藤孝教授が講演、「授業をトレーニングの場として捉えたい」「読書の持つ力は大きい」と主張した。

県教委ではこの委員会を今後も開催し、静岡の学力に対する提言をまとめる予定だ。 どれだけ具体的な提言と取組の方針が示せるのか、注目である。


※7月の特集「大丈夫か!?静岡の学力」は、静岡新聞、SBSラジオとも共同で特集を展開、多面的に意見を募集し、議論の場を設けた。
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