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8月18日 国体(3) 「今大会から導入『ドーピング』検査」
『NEW!!わかふじ国体』では、初めて「ドーピング検査」が導入されます。「ドーピング」とは『スポーツ選手が、薬物などを使い、自分の実力以上の状況を作って、競技に臨むこと』をいいます。

過去の有名所では、1988年韓国ソウルで行われた五輪で、カナダの100m走者ベン・ジョンソンが、この「ドーピング」が発覚して、5年後に金メダルの剥奪と記録の抹消、陸上競技の世界から「永久追放」の処分を受けました。

金メダルを取るような良い結果が出れば、それでもいいのでは?という声も聞かれそうですが…。では、「ドーピング」が、なぜ禁止されているのでしょうか。
(1)薬は毒でもあるわけで、選手の健康を害する恐れがある。

(2)薬でハイな状態は、実力ではないので、フェアプレーの精神に反する。

(3)薬物によっては、反社会的行為になる。

これらが禁止されている主な理由です。
今回の「NEWわかふじ国体」から導入になったのは、様々な理由があります。今や「ドーピング」は、社会悪という見方がされ、世界的に撲滅の方向にあります。日本にも「日本アンチドーピング機構」が設けられ、ワールドレベルで、検査などが行われるようになってきたことを契機に、日本国内最高の大会であれと、いう考えから国体でも「ドーピング」検査が導入されるようになったのです。たまたま準備が整って「スタート」となったのが、「NEW!!わかふじ国体」というわけです。
今回も多くの選手を静岡県代表として送り込んでいるスズキ陸上部の永田勝利・総監督は「ドーピング」検査の導入を、「ドーピングが悪だということは分かっている。当然の導入ですよ。うちの選手たちは、薬を飲んでまで勝とうとはしていない。普段から、選手は自覚していて、風邪薬も(飲んで良いかどうか)確認してから飲んでいます。」と話しています。
選手も体調を崩して、薬を飲むこともあるかと思います。市販薬の中には、禁止薬物が多い少ないはあっても、含まれているケースが多いのです。中には、禁止されていない薬もあるので、選手は、スポーツドクターの指示を受けて、飲む薬を選ばなければならならないのです。

国際オリンピック委員会が禁止している薬に関しては、専門のサイトを参照にしてください。中でも、主なものを紹介しましょう。
(1)コーヒーなどにも含まれている「カフェイン」や、風邪薬にも入っている「エフェドリン」といった『興奮剤』

(2)ベンジョンソンが使用していたのが『筋肉増強剤』の一種「アナボリックステロイド」

(3)制限などがあって、体重を急激に落としたいために『利尿剤』を使うケースもあります。
コーヒーだったら、日常生活のなかで「嗜好品」として飲んでいる選手もいるのでは?でも、コーヒーに入っている「カフェイン」もダメなんですかぁ?、という声も聞こえそうですが・・・、一般的に、1日に何杯くらい飲みますか?個人差はありますが、日常飲む量なら支障はないそうです。ただ、一度に多量を摂取すると、検査で「陽性」反応が出るそうです。
ところで「ドーピング」検査って、どんなことをするのでしょうか。簡単に言えば「検尿」です。

サッカーJリーグでは、4年前から「ドーピング」検査が抜き打ちで行われていて試合後に、ドーピング室で尿検査に臨む選手も、毎回ではありませんがいます。必ず立会人がいて、他人の尿を出すようなゴマカシは出来ないシステムになっています。中には、禁止薬物の入っている市販薬を、ついうっかり飲んでしまうという選手もいるかも知れません。どの市販薬に、禁止されている薬物が入っているかは、なかなか分からないものだと思います。まずは、所属チームのスポーツドクターに相談をしてください。

県内の薬局などには、すでに禁止薬物のリストが掲載された「ドーピング・ガイドブック」が配布されています。また店頭に「ドーピングに注意」のオレンジ色のポA4版ポスター(ふじっぴーのイラスト入り)が掲示されている店ならば、薬剤師さんが相談に応じてくれます。

県薬剤師会では、「ドーピングホットライン」を設けて、国体選手の相談にも応じています。
電話番号は 054-281-9998 です。

ルール違反の無い、フェアな大会であって欲しいものです。


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