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9月22日 防災(4) 「土砂崩れ」
8月、伊豆には記録的な大雨が降りました。

丸2日間降った雨の量は600ミリを超え、下田市では、各地を結ぶ幹線道路は、雨量規制と土砂崩れ重なって軒並み通行止め。
伊豆急行も2日に渡って運転見合わせで、陸の孤島となった下田には、お盆を過ごしにやってきた観光客が、足止めを食いました。
起伏の激しい伊豆では、斜面を切り通して作った道路が多いのが特徴です。国道など幹線道路には崩落の危険箇所が幾つもあります。

下田土木事務所では、継続して土砂災害の防止策を施してきています。しかし対象となる260の危険箇所に対して、工事が捗らないのが現状です。
幹線道路の工事ゆえ、道路規制を最小限に収めなくてはならず、わずかなスペースで作業を進めざるを得ないのが進行をおくらせています。これまで対策工事が済んだ場所は、全体の2割にしか過ぎません。
「土砂災害に弱い伊豆」の姿を露呈した時、防災船「希望」が今回、平成9年の就航後初めて出動しました。

「希望」は500人の下田脱出に貢献し、孤立地域を救う手段として防災船の価値が改めて注目される機会となりました。
しかし配備されている防災船は1隻。 しかも大型ゆえ船が入り込めない小さな港町への出動も今後予想されます。

「希望」をフル活用するには防災船以外に海上保安庁や自衛隊、民間の船との広域な連携が必要となります。

初の災害出動をした希望の姿は、新たな対策の必要性を感じさせました。


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