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11月3日 あなたも狙われる(1) 「空き巣対策 あなたの家は大丈夫?」
静岡県では、「事務所荒らし」「空き巣ねらい」「忍び込み」「出店荒らし」といった「侵入窃盗」が最近増えています。
その中でも「空き巣ねらい」(家人が不在のとき侵入)をとりあげますが、「空き巣ねらい」だけをみても、昨年は2715件。ここ5年で1000件も増えています。

そこで今回は、警視庁が平成8年に発表した「泥棒アンケート」を元に、泥棒の立場にたって防犯を考えてみたいと思います。
◆泥棒アンケート◆

Q:物色に掛ける時間はどの位ですか?

A「5分以内」…42.9%
 「5分以上15分以内」…42.9%
 「15分以上30分以内」…14.3%

と、わずかな時間で犯行におよんでいることが分かります。

Q:侵入するのにどのくらい時間がかかれば侵入をあきらめますか?

A「2分」…17.1%
 「2分をこえ5分以内」…51.4%
 「5分をこえ10分以内」…22.9%

ここから空き巣狙いは「短い時間で手間をかけずに侵入」ということが分かります。
そこで、泥棒を「手こずらせる」「入りにくくする」ことが必要です。「手こずらせる」ということは、侵入の時間をかかるようにすること。

アンケートの結果をみてもわかるように、ただ鍵を掛けるのではなく、2重ロックや補助鍵をつける、防犯フィルム(割られても穴をあけられにくい)を貼るなど、防犯対策をすることが大切です。
また、「入りにくくする」というのは、「自分の家は防犯を意識している」というアピールをするということです。例えば、窓の外には、足場になるものを置かない、センサーライトを置く。植木を低くして見通しをよくする。ダミーの監視カメラでもかまいません。

また、常に家の周りをきれいにして、目が行き届いていることを知らせます。
しかし、自分の家だけでは限界があります。隣の家から侵入される可能性もあるのです。「地域で防犯」に取り組みましょう。

泥棒アンケートによると、犯行をあきらめた理由のトップに「近所の人に声を掛けられたり、じろじろ見られた」とあります。個人の家から、地域まで範囲を広げ、この地域は「危険」だな。「やりにくいな」と思わせることが大切です。
スーツ姿に黒のバックで街に溶け込んでいる泥棒。不審な人物がいたら「お困りですか?」でも結構です。声かけ、視線を送ることは効果的です。街の落書き、ゴミ捨て状況など見られています。住民の監視の目が行き届いた街づくりに取り組みたいですね。
実際に東京では、荒川区など地域コミュニティーが濃密な地域ほど窃盗の件数が少ないそうです。このコミュニティーが苦手ということで、プライバシーをしっかりと守ったマンションに入居されている方は多いと思います。しかし、泥棒からみたら、この「ガード」がうれしいのです。この場合はもちろん、用心に用心を重ねて外出しましょう。

もちろん鍵の掛け忘れは論外です。安全は努力した人にやってきます。
自分でできることを探しましょう。


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