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11月24日 あなたも狙われる(4) 「防犯の街づくり」
大阪の池田小学校で起きた児童殺傷事件を踏まえ、不審者の侵入を想定した防犯訓練が県内の学校でも行われ始めています。

こうした中、学校だけでなく地域が一丸となって取り組もうと去年から三島市で始まった試みを今回取り上げました。
三島市立南中学校、南小学校、南幼稚園は敷地が隣接した地域です。

国から昨年度、「地域ぐるみの学校安全推進モデル地区」に指定され、校区内の危険箇所の調査をしたり、安全マップ作りを行ったりと、2校1園が連携した活動を行ってきました。
これらの活動の中心になっているのが、中学校の生徒有志で作る「MLS、ミシマ・ライフ・セーバーズ」です。
その活動の一つに昼休みの幼稚園の訪問がありました。なぜでしょうか。

それは、不審者が侵入したときの緊急事態に備えるためです。いざという時、園児が隣の中学校にすぐ逃げ込めるよう、日頃から頼れるお兄ちゃん、お姉ちゃんになろう、というのです。

侵入者対応訓練の中には、中学校の生徒が園児の避難を誘導する、といった組織的な対応を盛り込んだものもありましたが、自然に助け合って行動できるよう、普段から一緒に遊んで顔見知りになろうとしています。
続いてはハード面です。


警察署とのホットライン「緊急通報装置」が地域内の7箇所に設置されました。
登下校などで怖い目にあったことのある小学生は7人に1人というデータもあります。
通報ボタンを押すとカメラを通じて映像と音声が警察に送られ、近くにいるパトカーや警察官が駆けつけるという仕組みです。

まだ使用はありませんが、このハード策を生かすのに欠かせないのが地域に住む大人の協力です。
子どもたちの自主的な活動を支えようと、20人を超えるボランティア有志が集まりました。
地域も関わりを持とうと通学路の各所に子どもたちと一緒に立って、挨拶や声かけ運動を繰り広げています。
予想を超える事件が増える中、絶対的な安全を確保する手立てはありません。

三島で始まった声を掛け合える環境作り、地道な活動ですが、地域全体での取り組みが必要なのではないでしょうか。


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