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1月12日 夢企業(2) 「開業医向け低価格電子カルテ」
現代医療の基礎は検査です。

あらゆる器具を使い患者を検査することで病気の原因を見つけ、治療方針を決定します。
エックス線や内視鏡にはじまり、CTスキャン、MRIなど科学技術を駆使した検査機器は、値段も高くこれまでは総合病院でしか導入は不可能でした。

しかし、日本のように医療体制が充実した国ではほとんどの病院に一旦普及すると、その後は数年後の買い替え需要しか望めません。
そこで、最近では高価だった医療検査機器の値段が下がってきています。

どの位安くなったのか?

町の開業医でも購入を検討したくなるほど、安くなっているそうです。
しかし、そこは商売。機器は安くするものの、検査結果をフイルムに焼きつけたり、画像を保存したりする周辺機器を含めると、再び高価な値札が付くことになります。
やはり、精密検査は大きな病院でするしかないのでしょうか?しかも、予約から検査結果まで数日かかるのが現状です。
静岡市の長谷通りクリニックの規模は、いわゆる「町のお医者さん」です。

しかし、ヘリカルCTスキャンを導入し、脳をはじめ、体の様子をくまなく検査する事ができます。
しかも、患者は受付を済ませるとすぐに検査を受けられます。

そして、診察室に戻るとすでに検査結果は医師の目の前にある、という速さです。

スピードのカギはクリニックのデジタル化です。全ての圏さ結果をデジタルデーターで出力するため、検査機器はデーターを保存するサーバーと繋がっているだけです。
間にはいる、余分な機器は一切ないので余分な出費がありません。 安くなったCTと低価格のパソコンさえあればこれまで考えられなかった金額で「電子カルテ化」が実現するのです。

クリニックにとっても即座に結果を元に診断が出来るので、患者の「回転率」が上がり、初期投資を短期間で回収可能になります。
この低価格電子カルテシステムを開発した中村梓さんは自らも医師であり、地域医療の現場でなにが必要なのかを知り尽くしています。

そして、医療業界の商習慣にも詳しいため、コストを押し上げている部分を全てデジタル化することで大幅に圧縮する事に成功しています。
「私は、高値で推移している現状に価格破壊を起こしたい」と熱く語る中村さんはインターネット誕生後、限られた人だけの知識だったものが広く普及したように低価格の電子カルテシステムが普及することが患者の知る権利を拡大させる事に繋がると話しています。


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