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映像詩 富士山

1月19日 夢企業(3) 「紙ひもで世界へ」
今回は富士市の紙ひも製造会社を紹介しました。
皆さん、紙ひもと聞いて何を思い浮かべますか?
紙ひもの用途は、新聞や雑誌を束ねたり縛ったりするといったところですよね。

ご紹介した「植田産業株式会社」は、40年以上も前からこの紙ひもを製造してきましたが、紙ひもだけでは将来性が見込めないと感じ始めた数年前、紙ひもに新たな命を吹き込むことに成功しました。
それが、このカラフルな紙バンド。
10本もの紙ひもを特別な技術で張り合わせたものです。
元々、紙バンドはお米の袋を縛ったり荷物を梱包する用途に使われてきました。

しかし、この新たな紙バンドの誕生で単なる縛る・束ねるだけでなく、全く別の、手芸やインテリアの分野に紙ひもを進出させることになったのです。
例えば、これらの作品。全て紙でできているんですよ。

見た目は籐や竹で編んだ感じで、とても紙ひも(紙バンド)でできているとは思えません。
紙なので、火であぶったりする手間も一切なく、手軽に楽しめて しかも、完成度が高い!
紙バンドの魅力は口コミで広がり、全国各地にインターネット販売を展開するまでとなりました。
また、4年前にはドイツで開かれた万国博覧会でも会場に敷くカーペットとしても活用されました。

最近ではお年寄りのリハビリにも用いられ、その用途の広がりはとどまることを知りません。

市内のデイサービスの浪花荘でも、お年寄りたちが紙バンドでバッグかごなど、思い思いに作品づくりを楽しんでいます。

作った作品が自分のものになり、また、友達や孫などに喜ばれるのが何よりもやりがいにつながるそうです。
「世界にはもっと紙ひもを待っている人たちが必ずいる!」と、言う植田産業の植田隆泰専務。
今後は、縫う技術が主で、編んだり貼ったりという技術が浸透していない、ヨーロッパへの進出を夢見る植田産業。日本の「紙文化」を世界に広げたい一心です。

ビジネスの技術革新にはいつもリサイクルの原点があるという植田産業。「紙文化」に革命を起こした植田産業の挑戦は、これからも続きます。


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