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映像詩 富士山

2月9日 電力新時代(2) 「小さな水力発電所」
その小さな発電所は、中川根町のかわいらしい山小屋のなかにあった。大きく蛇行する大井川に抱かれた静かな山間の地区だ。発電所作りに立ち上がったのは、地元の若手十数名。この魅力的な話題を、中継で伝える。
中継は、天候に左右されやすい。

1週間前の中継は、冬には珍しい雨と霧。スタッフは、苦労を重ねた。今回は、どうか。当日は、冷え込みが厳しいながらも、くもり。

よかった。
発電所は、大井川の水を地区に引き込んだ用水を利用したもの。

普段ならば、真っ暗な場所に中継用のライトを仕込む。カメラ位置を決め、音声チェック。出演する地元の方々との打ち合わせ。和気あいあいとしたなかにも、緊張が高まる。

いよいよ本番。
発電の仕組みを代表の板谷信さんに説明してもらう。その間に、山を駆け登り、斜面を滑り落ちる水路を上から眺める。

いよいよ、点灯。暗い山道に街灯がともった。

発電力は、わずか300ワット。しかし、明るく感じた。
出来立てのエネルギーを、みんなで見つめる。

冷えた体が、温まって来るような気がするから不思議だ。普段は感じない、電気のありがたさ。

エネルギー問題を、目に見えるかたちで、論議していきたい。


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