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映像詩 富士山

2月16日 電力新時代(3) 「太陽光発電」
お日様の光エネルギーを吸収して電気に変える発電システム、「太陽光発電」。環境問題が取りざたされる中、システムを設置する家庭も増えてきました。実は、日本は一般家庭への太陽光発電の設置率が世界第一位なんです!
富士市に住む山下正道さんは4年前に自宅に太陽光発電を設置。それに合わせ、電気の生活(オール電化)に切り替えました。

電力会社が開く料理教室に夫婦で参加したり、原子力発電所へ見学に行くうちに、自然エネルギーへの興味を抱いたそうです。
自宅の西と南の屋根に、合わせて20枚のパネルを取り付けた山下さん。ひと月に平均約300kW/hの電力(一般家庭の電力使用量の約半分)を発電しています。そのうち、昼間使わない余った電力を電力会社に売っています。

システムを設置してから2人暮らしの山下さん夫婦の生活はがらりと変わりました。使う電力量のことを気にして、なるべく無駄に使うことのないよう、掃除などの時間を意識的に短縮するようになりました。
また、月ごとに発電量や電力会社に売る余った電力量をチェック。山下さんの場合、システムを設置してから一ヶ月の電気代が約1万円から半分の5千円になりました。(毎月約5千円分を東京電力に売電している)
山下さんは、同じく太陽光発電を導入している人たちとネットワークを作り、月に一回、会合に参加しています。太陽光発電を設置している家庭に見学に行ったり、情報交換ができる貴重な場です。

故障した時に機械を直すポイントなどが相談し合えると、会員たちもネットワークの良さを実感しています。
一方、富士市にある製紙会社「イデシギョー」では、去年の1月、県内最大級となる発電施設を設置しました。

工場の屋上に1100枚ものソーラーパネルを取り付け、工場内で使う電力を賄っています。

県内での大規模な施設への導入事例はまだ少なく、県内外への波及効果が期待されています。
取り付けてからは、社員の環境に対する意識が高くなり、工場内のみならず、周辺地域の清掃活動やゴミの分別収集にも意欲的になったということです。

それによる大きなコストメリットも得られたということです。
設置する家庭や企業は増えてはいるものの、一番のネックは設置費用が高い(1台最低200万円はする)こと。

しかし、実は国からの補助金の支給制度があるということをご存知でしょうか。富士宮市では全国で初めて平成7年6月に補助金制度を導入しました。上限15万円を支給しています。制度を設けてからは、太陽光発電に対する関心も高まってきたようです。

以前にも増して節電を意識するようになったと言う山下さん。環境にも優しく、経済メリットも期待できるこの太陽光発電の良さを身にしみて感じています。


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