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5月10日 水(2) 「安倍川の伏流水〜静岡の水が美味なワケ」
 
2回目は安倍川水系の伏流水、地下水を特集しました。
静岡市の中心街が広がる平野の下には、豊富に伏流水と地下水が流れています。静岡市中島、西脇付近の住宅街では、そこかしこで水が湧き出ている光景を目にします。
このあたりの家は、深さ40mほどの井戸を持つ家が多く、汲み上げなくても吹き出すこの水で、生活の全てを賄っている世帯も少なくありません。
地元の人は「冬は温かく、夏は冷たい。」「量が豊富」と水の有難さを話します。静岡市の旧静岡市地域は、水道もこの地下水と伏流水を利用しています。
そして全国的に見ても水道水が美味しいことで知られています。
地下水は、南アルプスの山の水がそのまま流れてくるので、もともとの水質がよい上、川の水、いわゆる表流水と違って雨で濁ることもないので、添加する薬剤が極めて少なくて済むのです。
1985年に当時の厚生省のおいしい水研究会が定めたおいしい水の科学的な条件があります。
ミネラルの含有量つまり硬度のほか、水温など7項目ですが、静岡市の水道水はこれらの条件をすべて満たしています。
またこの水は特産のお茶との相性もぴったりです。専門家によると、お茶を淹れるのに適しているのは、1リットル当たり50〜100ミリグラムのミネラルを含む水だそうで、
硬度84ミリグラムほどの静岡市の水は、この条件にも当てはまっているのです。
県内は、概してお茶を淹れるのに適した良水だそうですが、その恩恵が都市部の水道水で享受できるというのは、とても貴重です。
雄大な山々をすぐ背後に背負う都市、静岡ならではの財産です。


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