テレビ夕刊
今月の特集
映像詩 富士山

8月30日 自然に学ぶ(5) 「ウミガメ合宿」
 

アカウミガメは、6月から9月にかけ、遠州灘海岸に産卵します。
一度に100個ほどの卵を産み、およそ2ヶ月で卵はふ化します。

サンクチュアリージャパンでは、保護の観点から生まれた卵は、特設のふ化場でたまごを育て、海に放流しています。
いま、ウミガメのほとんどが絶滅危惧種となり、貴重な存在となっているからです。

しかし、卵を産む海の海岸は、人間の出したゴミであふれかえっています。
海カメは、ゴミのビニール袋を、エサのくらげと間違えて食べてしまいます。
ビニール袋は、もちろんカメの胃で消化できず、胃の中に残ります。
これが原因で死亡するカメもいるということです。
街で捨てられたゴミは、やがて川に流され、最後は海にたどり着きます。
海ではないから大丈夫と思わないで、ゴミはゴミ箱へ。

そして、水質も悪くなっています。
水質汚染の原因の6割から7割が、家庭からでる排水と言われています。
海を汚すものは、私たちの排泄物ではなく、自然にかえらない、合成洗剤などです。

海の環境を守ること。
カメさんのためだけでなく、私たちのためでもあります。
なぜなら、私たち人間が海の魚を食べ、その恩恵を預かっているのですから。


特集バックナンバー
テレビ夕刊TOPへ戻る