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映像詩 富士山

9月6日 都市のなかの自然(1) 「水の都・三島を歩く」
「水の都」と言われる三島市。
市内には富士山からの伏流水が至る所で湧き出し、市民に憩いと安らぎの場を提供しています。

この三島市内にこのほど、湧き水を利用した足湯ならぬ「足水」がお目見えしました。

川沿いに簡単なベンチを用意しただけですが、地元商店主の発案を市が事業化しました。
テーマは「せせらぎ」。
三島駅のすぐ南側に広がる名勝「楽寿園」をはじめ、街全体が自然に抱かれているような三島市。
この水と緑の空間の源は、富士の伏流水です。
市内には市街地だけでも20ヵ所近い湧き水があると言われます。

中でも楽寿園から流れ出す伏流水は、この源兵衛川となり市民に親しまれています。

この春には、川の中を歩くことが出来る「水辺の散歩道」が、さらに延長されました。
しかし、この自然が失われる危機に直面した時期がありました。
昭和36年以降、上流部での地下水の汲み上げなどで湧水が減少し続け、さらに周辺から生活廃水が流れ込み、源兵衛川は「汚れた川」のシンボルとなってしまいました。
これに対して、NPO団体「グラウンドワーク三島」をはじめ行政と市民が一体となった取り組みで、環境は徐々に回復。
地元の化学せんい工場からの水の供給も加わり清流を取り戻しました。

その後、96年に三島商工会議所が提唱した「街中がせせらぎ事業」を、市が事業として採択。
このほかにも、多くの団体が川とかかわりあいながら積極的に活動を展開しています。

源兵衛川を復活させる活動は環境美化や公園整備など、市民の間に確実に広がっています。
今では、川は市民の暮らしと一体となっています。
三島はいわば、街全体がビオトープ。
美しい流れ、人、動植物。
壊れやすい自然のバランスに配慮することで人間は仲間入りできると感じました。


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