| 今月の特集 |
|---|
| 9月20日 都市のなかの自然(3) 「清流・田宿川」 | |
|---|---|
富士市の今泉地区。ここは、住宅や工場が建ち並ぶ市街地です。その中を縫うように流れているのが、田宿川です。 |
![]() |
| 湧き水によって形成された清流・田宿川。田宿川は地元に様々な恩恵を与えてきました。豊富な水を利用し、この地域は富士市の産業を支える製紙業の発祥の地であります。特に川の上流部には、その昔、4、5つの製紙工場が建ち並んでいたそうです。 | |
![]() |
また、人々の生活にも密接な関わりがあります。
川で洗濯している女性の姿も見られました。この女性によると、お嫁に来た時からずっと、この川で洗濯をしているそうです。湧き水のため、洗濯物をすすいで1分も経たないうちに、水の濁りがすっかりなくなっていました。 |
| また、川の透明度は抜群!ハヤや天然アユも泳いでいます。 | ![]() |
![]() |
もちろん、子どもたちの遊び場でもあります。 |
しかし、時に、川は、自然の猛威を見せつけました。昭和49年7月。七夕豪雨によって田宿川が氾濫し、この地区一帯が床上浸水などの被害にあったのです。 |
![]() |
![]() |
被害を繰り返さないために、井出さんを始め、地域の人たちが立ち上がりました。今泉六町内河川委員会を結成し、定期的に川の清掃を行っています。川の中に生えている水草や、ゴミをとれば、30センチほど水位が下がるそうです。川を放置しておけば、また同じような被害にあってしまう・・・まさに、田宿川は、地域の人によって守られてきた川なのです。 |
| 地域の人たちとの共存を図ってきた清流・田宿川。湧き水とともに、そこに住む人たちの愛情も注がれている川なのです。 | ![]() |