| 今月の特集 |
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11月29日 医療を考える『少子化の波紋』(5) 「個室から飛び出した出産・子供を産む喜びを伝える」 | |
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静岡県の出生率は年々下がり続けて、去年は1.37となっています。そんな中、見失われがちな出産、子育ての喜びに注目し、興味を持ってもらうような取り組みを取材しました。 |
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10月14日に、浜松市の中学校で、育児や妊娠中の母親と交流する授業が行われました。中学生が、風船をおなかに入れて、妊婦の体験をしたり、出産間近な女性のおなかに触れたりしました。これらの体験を通じて、子供を産み・育てる楽しさを伝えるのがねらいです。この授業を3年前から行っているのは、子育て経験豊富な母親が中心となって活動している子育て支援のボランティアグループです。 |
| このボランティアグループの二橋さんによると、多くの現代の子供たちは、結婚しても子供がいらないと言っているそうで、そういう子供たちのために、早い時期から、親の擬似体験をさせることが大事だと言っていました。そうすることによって、現代の子供たちが出産や育児に興味を持ち、子供が好きになったり、出産の不安を減らしたりするのに効果があると、二橋さんは話していました。 |
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また、この活動をサポートしてきた臨床心理士の柴田さんは、中学生が直接子育てを体験することによって、親になるためのスイッチが入るのではないかと言っていました。また、ボランティアとして参加した母親たちにも、心理的なサポートになっていると話していました。 |
静岡市で48年間助産師をしている渡辺さんは、自然分娩を大切にしながら、数多くの出産に携わってきました。渡辺さんは助産院で出産があるたびに、出産時の写真や、泣き声の入ったテープを母親たちに渡してきました。 |
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渡辺さんが出産時の写真を撮るのは、後でそれを見た時に子供と親がつながっていたということを証明できるから、また、出産時のテープは、お産というものを母親が教えるよりも、をテープを聞く方がわかりやすいから、だと話していました。 |
7人の子を持つ静岡市在住の女性は、渡辺助産院で下の3人の子を出産しました。この女性によると、子供との何気ないふれあいで、子供を産んだ実感と感動が込み上げてきて嬉しいと話していました。 |
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| 出産の喜びという原点に戻ることが、子供を産もうと迷っている人を後押ししたり、その後の子育てを支えるエネルギーになるのかもしれません。出産や育児の楽しさや喜びを伝えていく必要性を感じました。 | |