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12月6日 医療を考える『少子化の波紋』(6) 「子育て〜親を育てる〜」

少子化が進む今、兄弟の数や地域の子供の数が減ったため、小さな子供と接したことがないまま親になるケースが増えています。そのため、県内の中学校・高校では、授業の一貫として保育体験実習をし、子供と触れ合う機会を作っています。

親が感じる育児不安は、以前に比べ増えています。その原因は、子育てを取り巻く環境だけではありません。「親が育児を楽しいと思うこと」。「積極性が必要」と浜松大学の久保田力教授は言います。

まず、「子育てはもう大変」というイメージが世間一般にありますが、「もちろん大変だけど、今しかできないこと」という風に発想を切り替えること。これには、先輩お母さんの働きかけも必要です。

そして、自分から「積極的に動く」こと。悩んでいる時は、待っていても解決しません。自分から働きかけましょう。そんな姿を子供はしっかりと見ていて、覚えているそうです。

また、「積極的に学び取ろう」とすること。例えば絵本の読み聞かせの教室に親子で参加しても、ただ楽しむのではなく、そこで読み聞かせをしているプロのやり方を吸収しようとすること。

自宅へ戻って、自分でも同じようにやってみようとする気持ちが大切ということです。

今回、旧静岡市の子育てサークルが共同で企画運営した子育てのイベントを取材しました。

子育て真っ最中のお母さんたちが、同じ立場のお母さん達を迎えるかたちです。育児の相談コーナーやコンサート、読み聞かせなどさまざまなコーナーが設けられていました。
「イベントに参加したことで世界がひろがった」「子育てサークルに参加して友達が増えた」など、お母さんたちは自分たちの経験から、少しでも他のお母さんたちの育児不安が減れば、とイベントを開催したのです。

当日は大勢の親子連れが訪れていました。

「親」から「保護者」となるように。少子化対策で、子供の数を増やすということも大切ですが、子育ての質を高めていくという対策も同時に必要なのではないでしょうか?



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