テレビ夕刊
今月の特集
 

4月18日 携帯電話の明と暗(3) 「携帯中毒〜携帯依存症とは?」

今回は、“携帯依存症”です。携帯電話の登場で、人間関係はどう変わってきたのでしょうか。その実態を取材しました。

「いつでも、どこでも」が売りの携帯電話。特にメール機能は、電話に比べて周りに気兼ねなく、場所や時間を選ばないのが、最大の魅力です。駅のホームなどでは、絶えず一心不乱に携帯を操作する人が目に付きます。

そんなにも、持つ人を“虜”にする携帯電話。ここまで支持されたのは、やはりメール機能のおかげです。

いつでも、どこでも、誰かと繋がることが出来る。そんな便利さの反面、寂しい時に手軽に心の隙間を埋めてくれる携帯に依存する人が増えています。そんな現象のことを“ケーチュー”、つまり“携帯中毒”と呼ぶそうです。

 “ケーチュー”という言葉の生みの親、若者文化に詳しい、椙山女学園大学人間関係学部の加藤 主税教授によりますと、“ケーチュー”とは、「携帯がないとイライラする」「電波が圏外のところに行くと、体の調子が悪くなる」「バッテリーが減ってくると、ドキドキする」という症状のことだそうです。

そういえば、こんな経験ありませんか。
・相手に電話すると→「ただいま電話に出られません」

・相手にメールしても→「返信なし」

加藤教授は、2年がかりで携帯に依存する学生の実態を調査して、1冊の本にまとめました。




<例>
○恋愛編
→話す勇気がなかったが、メールをするようになって、付き合うようになった。

○友達編
→嘘の自分を作って、友達としてメル友をしていて、会ってみたら昔からの有人だった。





○家族編
→携帯のメールで兄弟ゲンカ。冷静に言い合えるし、素直に謝ることもできる。
もしも携帯がなくなったら?という質問を街中でしてみました。すると、「絶対不安になる」「すごい怖い」「携帯中毒でいいです」なんて答えがかえってきました。

便利さ故に、爆発的な広がりを見せた携帯電話ですが、その付き合い方を考える時期に来ているのかもしれません。


特集バックナンバー
テレビ夕刊TOPへ戻る